東京アカデミー
Tokyo AcademyInstructor
講師紹介フリスト・ドブリノヴ
Hristo Dobrinov
ブルガリアのソフィア生まれ、6歳でピアノと音楽理論を、8歳でフルートを始める。
13歳の時、全国フルート・コンクール(ブルガリア)で3位入賞。
数年後、国立音楽学校在学中、「Young Music Talents 」全国コンクール(ソフィアで開催)で第1位を獲得し、Philharmonia of the Nations(**) のNewYear Concert Tourに招待された。(** R. バーンスタインによって創設され、若い優れた音楽家を輩出してきているオーケストラ) 彼はこのオーケストラに8年間在籍していて、その間、50枚強のオーケストラCDを制作、毎年150を超えるコンサートをこなしてきた。J.S.バッハ、モーツァルト、バーンスタインなど数多くのソロ曲を演奏。
フルート・カルテットを結成し、国際フルート・コンクール「フリードリヒ・クーラウ」(ドイツで開催)で第2位獲得した。
2000年からドイツのケルン音楽大学でロバート・ウィン教授(元ロイヤル・フィル首席フルート奏者)に師事。同大学卒業。
卒業後まもなく、Malaysian Philharmonic Orchestraの首席フルートのポジションを獲得し、2017年まで務めた。同オーケストラと、C.P.E.バッハ、テレマン、クアンツ、メルカダンテ、モーツァルト、ディンディなどの協奏曲をソロ演奏。
また、Malaysian Philharmonic Chamber Soloistsの創設メンバーとして、マレーシアと日本で数多くの公演を行っている。
マレーシアで、フリストは日本出身の妻と出会う。息子が生まれて数ヶ月後、読売日本交響楽団の首席フルート奏者のオーディションに合格し、現在に至る。読売日本交響楽団や読響からなるアンサンブルとJ.S.バッハ、モーツァルト、尾高氏の協奏曲をソロ演奏している。
日本に来てからも、ブルガリア、シンガポール、東京でフルート・リサイタルを開催し、中国、シンガポール、ブルガリア、日本、タイ、マレーシアでフルート・マスタークラスを指導している。
室内楽では、紀尾井ホール室内管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢などで客演し、他、西オーストラリア響、ボン・クラシッシェ・フィルハーモニー、ニュー・シンフォニー管弦楽団、ソフィア・フィルハーモニック、東京都交響楽団、日本センチュリー交響楽団、などで首席フルート奏者として客演している。
フリストは、フルート奏者の後進の指導にも情熱を注いでいる。
2023年に東京音楽コンクールの審査員を務め、次回2025年木管部門でコンクールの審査員に加わる予定。
ドブリノブ先生のYouTubeチャンネルはこちらをクリック→『YouTube』